ファイバー通信の基準設定
光ファイバーケーブルの世界的リーダー兼イノベータとして、コムスコープは、最も要求の厳しいネットワーク向け高性能ファイバー接続性の開発および製造において最先端で有り続けます。コムスコープの光ファイバー配線システムが最高水準を満たすだけでなくそれを常に上回ることができているのは、当社が業界標準の設定にも貢献しているからです。主要な構成要素の一つが、光ファイバー自体です。
当社のシングルモードソリューションを見てみましょう:TeraSPEED® と LightScope® ゼロ・ウォーター・ピーク・シングルモード光ファイバー・ケーブルは、従来型のシングルモード・ファイバーに比べ有効波長が 30 パーセント以上あり、ユーザーは 1280 nm から 1625 nm に及ぶ波長帯全域で運用ができます。これらのソリューションは、屈曲性能向上の G.657.A1 規格に準拠するようにさらに機能強化されています。
広範囲のレガシー光ファイバー技術に導かれ、コムスコープはレーザー最適化マルチモード光ファイバー・ソリューションを製作する初の企業となりました。OM3 および OM4 ケーブル配線基準を設定した後、コムスコープの LazrSPEED® OM5 ワイドバンド・マルチモード・ファイバー (WBMMF) が業界初の OM5 構内配線システムになりました。
- TeraSPEED ゼロ・ウォーター・ピーク・シングルモード (ZWP-SM) ファイバーは、低ウォーター・ピーク・シングルモード・ファイバーのITU-T G.652.D 規格、ならびに、屈曲性能向上の TU-T G.657.A1 規格、またはそれ以上に準拠します。
- LightScope ZWP は、リターン・パス、ビデオサービス強化版、あるいはビジネス向けの専用波長サービスに利用できる全波長域ファイバーを提供します。また、既存のシングルモード・レガシー光ファイバー・プラントとの完全な下位互換性があり、 G.652.D 及び G.657.A1 規格に準拠しています。
- LazrSPEED 300 は、OM3 業界標準を上回っており、データセンターやエンタープライズ構内のバックボーンに幅広く導入され続けています。
- LazrSPEED 550は、業界初の OM4 ファイバーとなり、 データセンターやエンタープライズ構内のバックボーンに幅広く導入され続けています。
- LazrSPEED OM5 ワイドバンドは業界初の OM5 構内配線システムであり、これによって 40G 及び 100G SWDM アプリケーションの距離を延長できます。2016 年に正式に標準化され、全二重伝送を維持しながら高帯域を必要とするデータセンターやエンタープライズビル向けの理想的ソリューションになっています。